モーニング・ハイキング

yourou2005-01-03

自室で「Microsoft Word」を起動させ、届いた
数少ない年賀状の返信用にデザインを練ってい
ると、携帯電話が鳴る。gakurouoであった。初
シーカヤックに興じようと父と弟を連れだって、
いま、海までやってきたのだが、風が強すぎて
海がしけ、できない。そこで計画を変更して、
カヤックのメンバーみんなで近くの山に登って
降り、そのまま神社に達す運びとなった。どう
せ暇にしてるに違いないのだから、参加してみ
てはどうだろう。お誘いの電話であった。祖父
がいるのでどうしようか迷う。そこへ朗報。
「近くの山」とは我が家の建っている山である
ことが判明した。彼らがこれから目指す先に、
私はすでにいるのである。参加する前に参加し
てた。待ってさえいれば、gakurouo一行が家の
前を通りがかるというわけだ。「着いたら、イ
ンターホーンを鳴らしてください」。
経つこと20分。総勢15名くらいの集団がう
ちの前の坂道を朗らかに語らい合いながら登っ
てきた。ポケットにデジカメだけ忍ばせて、門
を開け、そのまま合流。「ここに住んでるんで
すか!?」「そうなんです」シーカヤック・シ
ョップの店長(?)に声をかけられた。カヤッ
クをするくらいだから、みなさんアウトドア派
なのだろう。登るペースのテンポがよい。うち
の山は数年前に、登山道がきれいに整備された。
山頂に達すると、木造の展望台までちゃっかり
設えられている。見渡せば絶景。空気は澄んで
いて、青のキャンパスに富士山が裾までくっき
りと浮かんでいる(写真)。
海辺の森戸神社では、またしても、おみくじ。
「中吉」でした。セブンの「小吉」につづいて
中吉とは幸先がよい。早くも上り調子というわ
けです。