ブリジット・ジョーンズの日記2

yourou2004-12-19

日本ではまだ公開されておりません。
ゆっさゆっさと巨漢のレニー・ゼルウィガー(右の写真)が、
ロンドンの街に地響きを轟かせて奔走します。
レニーの脂肪に注目しないわけにはいきません。
役作りにしては自然すぎる。
あれは急造ではないと思う。
太り方から生活の香りがするのです。
週に3回、ミスター・ドーナツでフレンチクルーラー
を5つ食べても、ああはならない。
はちきれんばかりに伸びきった衣服の悲鳴が、
聞こえてくるようです。
そんなことを考えながら見ていた私は、ラブシーンで
ヒュー・グラントが「君のジャイアント・パンティ」
とレニーに囁いたところで、爆笑してしまいました。
「1」の続編です。けど、話は別にいいんだ。
太陽が左から昇ることはあっても、ハッピー・エンド
は変わらない。
ジャーナリストであるレニーはヒューとタイに取材に
行きます。そのあとの展開がすごい。
ひょんなことから、ラブコメが「女囚もの」に転ずる。
一体どういうつもりなのか。
物語上のこういうノイズは、でも、ディテールでしか
ありません、この作品にかぎっては。
かわいいレニーの巨体、きょ・た・い、です。