カーカス

yourou2004-12-10

Necroticism / Descanting the Inasalubrious

Necroticism / Descanting the Inasalubrious

火曜日から車で通勤するようになった。
音楽をiPodで聴くようになると、一度ダビングしたらそ
れっきりもとのCDをプレーヤーに入れて再生する機会
がまったくなくなってしまう。もったいないことだ。
車通勤がはじまって、CDから直接再生する機会を得た。
高校生から大学2年くらいまでデスメタルばかり聴いて
いた私は、いまだにデス系のCDはいっぱい持っている。
カーカスはデスのバンドとしては3本指に入る大御所中
の大御所。これまた有名なナパームデスのギターリスト
であるビル・スティアー(写真右端)が結成したバンド
で、特にファーストアルバムは常人には耐えることので
きない汚物であった(ファンは「ブルータル」と評して
誉めそやすのだけど)。今朝、車で懐かしくなって聴い
たのはカーカスの3枚目のアルバムで邦題が「屍体愛好
癖」。えげつない。笑えるのは収録曲の邦題。

1.屍体で花をさかせましょう
2.人体ジグソー・パズル
3.疫魔交響曲第二番
4.由緒正しき屠殺場
5.硫酸どろどろなんでも溶かす
6.肉体不協和音
7.リゼルジン酸による嘔吐,吐瀉物による洗浄
8.若き臨床科医の肖像


有名なロック専門誌「BURRN!」のレビューで同ア
ルバムに「55点」の評点がついたのをはっきり覚えて
いる。誤った採点です。私の評価は90点。傑作。
(興味のある方は上のCDのリンクからAmazonに飛ぶと
全曲試聴できます)