Sarina Yangとの対話

まだ24日になってませんが、23日の出来事。
夕食にありつくべく、自転車をこいで行きつけの小龍包屋へ。

満席だったため、相席となった。メガネをかけた小柄で感じのよさそうなおばさんと。

座って30秒ほどで話しかけてきた。中国語で。

朦朧:あああ、、、中国語わからないんです。(日本語で)

おばさん:英語できますか?

朦朧:はい。

おばさん:私、このすぐ裏手に住んでいるんです。

朦朧:そうですか。

おばさん:21才の息子と20才の娘がいるんですが、暇な時間がとても多いのよ。だから今日もひとりでこうして食べてるわけ。

朦朧:ふーん。

おばさん;あなたは学生さん?

朦朧:いいえ。仕事できてます。近くのホテルに泊まってます。

おばさん:少しは中国語分かる?

朦朧:ほんのちょびっとだけ。でもダメですよ。中国語の勉強したいんですけど、このあたりに学校ありませんか?

おばさん:でも、あなた、夜しか時間あいてないでしょ?

朦朧:夜と週末。

おばさん:じゃあ学校は無理よ。私が教えてあげましょうか?

朦朧:そうですか?

おばさん:ええ。

朦朧:じゃあ今度、昼飯なり夕食なり、呼んでください。

おばさん:ふふふ。

朦朧:そういえば、すごく大きな台風が台湾に近づいてますよね。

おばさん:そうなの?私、ぜんぜんテレビ見てないから、知らないのよ。

朦朧:近づいてますよ、南の方から。日曜あたりに上陸しそうです。

おばさん:そうなの。日本も台風はよくきますか?

朦朧:はい。

おばさん:台湾にはどのくらいいるの?

朦朧:2週間ぐらい。だいたい月に1回はきて、毎回2週間くらいいます。

おばさん:今後もずっと?

朦朧:お客さんの会社がつぶれないかぎりはきっと。

おばさん:私は自転車のパーツなんかを作る会社に勤めてます。あなた、英語上手ね。

朦朧:それはどうも。

おばさん:日本人は何人か知っているけれど、何を言ってるのかサッパリ分からない。

朦朧:そうですか。でも中国語は難しいです。発音が。

おばさん:そう?

朦朧:うん。

おばさん:私は日本語が少しだけできますが、同じように難しく感じます。

朦朧:誰から習いましたか?ご両親?

おばさん:先生から。両親はもう80くらいだけど、日本語はペラペラ。

朦朧:でしょうね。

おばさん:ほら、昔ね。

朦朧:はい。

おばさん:うちの主人は今、仕事でヨーロッパに行ってるの。娘は大学で機械のことを勉強中。

朦朧:いいですね。

おばさん:さて、そろそろ行きますね。名前と番号を書いておくから、中国語を教えてほしかったら連絡してくださいね。

朦朧:Sarinaさん、ですか。

Sarina Yang:ええ。

朦朧:ぼくの名前は見たら、きっと笑いますよ。台湾人はみんな笑いますから。

Sarina Yang:ははは。これ、あなたの名前?

朦朧:今夜は、話せてよかったです。

Sarina Yang:ではね。